鳶色

日本中に広く生息している鳶。鳶色は鳶の羽の色からきた色名で、戦国時代から武士の狩衣などに用いられたと言われています。江戸時代から明治にかけては鳶が日常的に見られることもあって、茶色の慣用色名になったそうです。ここ伏木でも鳶をよく見かけます。締め切りに追われている時などは、独特の鳴き方を耳にしながら上空を飛び回る姿を見て、空が飛べることの自由さを羨ましく感じたり。
村の氏神様「氣多神社」もすっかり秋の気配。春に美しい花を咲かせていた桜の落ち葉が、地面に大量に広がり、そこに鳶色を見つけることができました。境内はいつも澄んだ空気が流れ、心が浄化されるようなひとときを過ごすことができるパワースポットです。

採集地

越中国一宮 氣多神社
〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮1-10-1
https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/archives/832