灰青

青色がかった灰色。青空ではなく、少し厚みのある曇の色を想起させる。着物などによく使われ、日本人が好む色とも言われています。このような色がよく見られる伏木の空。晴天率の低い日本海ではごく当たり前の空模様かも知れません。「灰色と青」という米津玄師と菅田将暉がツインボーカルをとったMVの冒頭にある世界観と詩がふと頭をよぎります。
11月中旬、気分転換に出かけた万葉ふ頭緑地公園はあいにくのスッキリしないお天気。だけど開放感が本当にすばらしくて、深呼吸するだけで気分も頭の中もスッキリします。ここのシンボルになっているのが「伏木外港万葉東防波堤灯台」。明治10年、「伏木港開港の父」と評された「藤井能三」が私財を投じ建設した木造の白色六角形の「燈明台」をランドマーク化したもの。晴れの日も曇りの日も嵐の日も・・・いつも入港する船を導いています。

採集地

万葉埠頭緑地公園
〒933-0000 富山県高岡市伏木万葉ふ頭
OPEN/8:00~17:00
http://www12.plala.or.jp/ysmt/manyoufutou.html